クリアキャスト版販売の際の没パーツ(気泡やゴミの混入など販売できないレベルのパーツ。販売したものには、気泡はほとんど無いはずですが)を使って組んでみました。それゆえ処理が必要なので瞬間接着剤にて気泡埋め。気泡は修正してもちょっと目立ちますね。パーティングラインも同様に。メタルプライマーを吹いたあとにクリアーを吹きました。瞳デカールを貼ってパンツのみ塗ってみました(パンツが肝なフィギュアゆえ(笑)でも塗らないほうがよかったかも)。

できるだけキレイにやすりがけしますが、曇りガラスを水で濡らしたときと同様、クリアーを吹けばキレイに透明になりますので、それほど細かい番手までやらなくてもいいと思います。私は最終的には800番がつぶれて1200番くらいになったものでやすりがけしました。ただ大きい傷は目立ちますので最初に240番とかは使わないほうが無難です。
 また、支持棒をつける穴などを開けると、組み立て後その穴が目立ちますので出来るだけ空けないほうがよいでしょう。両面テープで段ボールなどに貼り付けて片面づつ塗装します。完全乾燥してから裏返すこと。またゴミの付着などにも注意。
 接着は細かいパーツならクリア塗料で、大きなパーツはプラスチックや金属用のクリアボンドを使用します。

なおクリアキャストはボークスの物です。撮影時の露出をアンダー気味にしてあるので(背景色にもよりますが)実際は写り込みとかでもうちょっと白っぽく見えます。

ガレ天ガレ子ちゃんクリアキャスト版は『Atlier Buer』にてbuerさん製作の完成品が公開されています。