● 年末特別2000カウンタ記念短期連載企画 ● ホシノ・ルリを塗る! ●
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 ポリパテが硬化したら形を整えてやります。それと同時に全てのパーティングラインをやすりがけしてきれいにします。耐水ペーパーや布やすりの400〜600番を使っています。パーティングラインの微妙な段差は溶きパテ(私はガスを使いきったソフト99サフェーサーを缶切りで開けて残っているサフをボトルに出して使っています)等を使います。瞬間接着剤をパテ代わりに使う時も有りますが、キャストと硬さが違い過ぎるのであまりお勧め出来ません。丁寧に全パーツやすりがけしましょう。仮組みをしながら、合いの悪いところも修正します。

 

 支持棒をつける穴をピンバイスなどで接着面など、組み立て後隠れるところに開けます。支持棒は15〜20ミリの長さのシンチュウ線と焼きとりの串や竹の棒で造ります。割り箸は折れやすいので竹棒をお勧めします。パーツのサイズによって1ミリと2ミリのものを使います。1/6クラスの大きく重いパーツは5ミリ竹棒をそのまま差し込みます。

穴を開けたら支持棒をつける前に一度洗いましょう。やすりがけした粉や手から付いた油分をおとす為です。

洗って水分が乾燥したら支持棒を差し込みます。穴が緩くてクルクル回ってしまうようなら瞬間接着剤を少しつけて固定します。

 

 スプレーのキャップに粘土を詰め込んだ台に突き刺すとこんな感じです。

ここまでの間にベースに取り付ける為の穴、もしくはネジ穴、シンチュウ線などを足の裏に用意するのですが、ベース用のデコパージュを買い忘れてしまったので、後回しにして進められるところを進めてしまいます。

台を持って移動できるようになったので安全な場所に移動し、塗装作業の前に机の上のおそうじ。細かいゴミが塗装面に付かないようする。

 

 私が下地塗装に使っているのはこれ「Mr.ホワイトサフェーサー1000」キャストが白いのでグレーのサフを使いたくない為。しかし、白くする為ではなくキャストと塗料の間にはさんで喰い付きをよくする為のものなので軽くうっすらむらなく吹き付ける。本格的に白くする時はこの後、右の「モデラーズ/ベースホワイト」を使います。

缶スプレーすべて、この寒い時期はガス圧が下がって大粒の霧になってしまうのでお湯であたためてから使う事。

追記:現在では「タミヤファインサーフェーサーホワイト」も発売され、よく使用しています。

 

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