〜 細工論/魁!塗装塾 〜

年末特別2000カウンタ記念短期連載企画

● ホシノ・ルリを塗る! ●

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●この連載は1997年12月17日から22日に掲載された物です。1999年現在、流行や、新しく発売になった塗料等により私の塗装法も変わっていますので、その旨御了承下さい。('99/3/1 伊藤宏之)
タイトル『細工論/魁!塗装塾』は東海村原八氏の命名です。

えっと、模型サイトにありがちなHOW TO企画です。このサイトでは技術的な事は扱わないつもりだったのですが、ちょうど掲載するのに都合のいいアイテムを塗装する事になったので、デジタルカメラも借用中だしちょっとやってみっか、てな感じです(宣伝も兼ねてます実は)。ただ、一人では作業中のカットは撮れないのであまり詳しくはできないと思いますので塗装仕事日記みたいな感じで作業手順をメインに書く事にします。わかりにくかった部分はメールでもいただければ説明を追加していきますんでよろしく。んじゃいってみよう。

なおこの「ホシノ・ルリ」は12月25日にダイキ工業より発売予定のガレージキットです。購入、予約希望の方は「
ダイキ工業のページ」で詳しい説明をお読み下さい。

 まずパーツに付いている大きな湯口やバリなどをとってから洗います。

洗剤溶液にしばらくつけた後、歯ブラシでごしごしやって離型剤をおとします。この時普段はクレンザーを使うのですが今回はヤニ取り用歯磨きを使ってみました。研摩剤が強力でいい感じです。

洗い終わったら洗剤をよくすすいでタオルなどに取り、水気を拭きます。

 パーティングラインを軽く削りながら気泡をチェックします。気泡は大きく広げておきます。パーツひとつひとつ丹念に調べましょう。

都合で2体分同時に作業しているのでパーツが多くて大変です。

秘密にしていたおまけパーツがバレバレですね。そうです「幼少時ルリ」です。改造すれば「アスカ」や「綾波」にもなります(笑)。

 スカート前後パーツはこの段階で接着しました。接着面や気泡を瞬間接着剤を混ぜたポリパテで埋めていきます。

 ちなみにコレが私の作業机です。左にはちょっとした棚と真空脱泡注型器、右には塗料だな、資料だな、材料棚や引き出しがあります。オーブントースターはポリパテの効果促進や、スカルピーの焼き用に使っています。

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