全国不祝儀料理選手権'></TD></
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 「葬送狂騒曲」コーナーで募集しています「お通夜&お葬式のご当地料理調査キャンペーン」、みなさんの御協力の結果、結構な数の情報が集まりつつあります。
 そこで、より見やすく、比較しやすいように、結果を「全国不祝儀料理選手権」として独立展開させることにいたしました!(集大成ですので、一度本編で掲載した料理や情報も掲載されています。ご了承ください。)
 美味しいもの、美味しく無いもの、甘いもの、辛いもの、ストイックなもの、 ほんとにお葬式料理っていろいろあるもんですね。

 ★各項目の最後にあるグレーの文章は、山本のコメントです。

★CONTENTS★
【北海道・東北・北陸地方】
【関東・中部地方】 NEW!
【関西・中国・四国地方】

 〜北海道・東北・北陸地方〜
●黒飯
○地域 : 北海道
○情報提供者 : GOKさん


 お赤飯の赤くないやつで、ちょと塩味がきいてます。
 大豆も甘くないです。
 お通夜の香典返しとして、ハンカチ等(最近では白ごみぶくろ)と一緒に、も らえます。
 黒飯はたぶん赤飯作るやり方と同じで、もち米にお豆を入れ、蒸かして作るん だと思います。

●「みたま」 と 「中院」
○地域 : 金沢市
○情報提供者 : ゆみぞうさん


 お通夜の翌日、お葬式の直前に、親族の控え室で軽くご飯をいただくんです。 おかず無しで、ご飯だけ。それも、黒豆ご飯にきな粉をふりかけて。
 「みたま」と言う名前なのですが、漢字ではどう書くか分かりません。「御 霊」? 「御魂」?
 実物を見る前にそれを聞かされた時は、何て物を食すのかしらと思って、断固 拒否したんですけど、いざ、食べてみると、おいしいんですよ。これが。不謹慎 ながら、「おいし〜い」と歓声をあげ、母に叱られてしまったほど。
 で、お葬式が行われて、火葬が済んでから、ちょうどお昼ご飯時、また、親族 だけがちょっとした広間に集まってその時もやっぱり、このご飯をいただきまし た。 今度はお菓子もいっぱい出て。お菓子は普通のクッキーやら、スナック菓子。金 沢はお菓子博覧会もするくらいなんだから、ちょっとお高そうな、和菓子でも出 せばいいのにってのは、余計なお世話ですね。
 そして、ここでも、おかずは無し。何故?お吸い物は出てたかどうか、記憶 が・・・。

 さらに、夕方16時ごろから宴会が始まるんですよ。
この時は大広間に集まって、上座にはお坊さまをお呼びして、喪主一家は一番下 座で、豪華なお食事(本当に)をにぎやかにいただきました。ビールも飲みまく り。
 この納骨後の宴会のことは「中院」と言います。



----こうしてまとめていて気付いたのですが、北海道 の「黒飯」と、この「みたま」は、きな粉が有る無しの違いの、ほぼ同じ料理な のかもしれません。
赤飯の反対だと思えば、分かりやすい料理ですね。
ちなみに「黒飯」は、北海道を舞台にした漫画「動物のお医者さん」(白泉社) にも出てきます。葬式弁当のメニューになっています。
●お斎
○地域 : 新潟県 新発田市
○情報提供者 : ricaさん


 とーちゃんがあの世へ旅だったのが明け方で、夜が明けると一斉に準備で、まずはおばちゃんたちがだんごを作ります。  告別式が終ると「お斎(おとき)」が始まります。近しい人に食事を振舞います。セレモニーホール(式場)を借りて行ないました。お料理をふるまいまい、お開きの時には、残した料理を折り箱に詰めて、引き出物(しいたけ、のり、お茶等)&ひき菓子と一緒に持ち帰ってもらいます。このお斎に参加した方には、後々の香典返しはおこないません。
●まねたがえし
○地域 : 新潟県 新発田市
○情報提供者 : ricaさん


お斎がおわって家に帰るとこんどは「まねたがえし」(ネイティブな発音は横浜生まれ横浜育ちの私の耳にはききとれません。想像するに「まな板返し」なのでは?)を行ないます。台所をまわしてくれた女の方々にご馳走を振舞うのです。この時はじめてなまぐさ(なまもの。刺身、寿司等)が解禁になります。
●お団子
○地域 : 新潟県 新発田市
○情報提供者 : ricaさん


 一周忌の朝はお仏壇にお団子をかざります。おもちもあんころもちだった気がします。お皿に井の字にわら(?)をおき、それの中におきます。こんなかんじ?!
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−+−+−
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−+−+−
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 〜関東・中部地方〜
●入れ物お持ち帰り NEW!
○地域 :  岐阜県大垣市
○情報提供者 : NYさん


 父と母がものすごい、くそ田舎の葬式に出てきました。
 きっとものすごいしきたりと豪華料理のゴージャズな葬式に違いないと期待半分、ビクビク半分で出かけていきました。
 ところが、その葬式はいわゆるプロの方は一切ナシ。近所の公民館を借りた手作りの葬式だったんだそうです。お坊さんも着飾ってなくて(なんか普段着風だったらしい)若い人が二人。
 しかも公民館には死体を持ち込んではいけない決まりがあるとかで、置かれた棺桶はカラッポ。インテリアだったというわけです。
 そして料理も隣組の人の手作り。ご飯とみそ汁と大きなブラステッィクの中に漬け物とか、煮物普段の家庭料理がちんまり並べてあったとか。
 食べ終えた後、
「カラの器はお持ち帰り下さい。それがこの地方の風習ですから」
と言われ、どでかいカラの容器を包まれて電車に2時間乗って帰ってきました。
 やたらデカイ容器・・というのはやはりそれを見た人に
「ああ、すごいお葬式の帰りなのね」
と思わせるだめなのでしょうか。

●巨大まんじゅう
○地域 :  三重県鈴鹿市
○情報提供者 : キッコーマンさん


自分の地方というか地区では葬式及び3回忌や7回忌のときなども恐ろしく大きな葬式饅頭を地区全員の家に配ります。葬式饅頭の大きさは高さ5センチ直径30センチほどで中にはあんこがぎっしり詰まっています。あんこの嫌いな人には地獄ですがあんこの好きな私には天国です。

●塩まんじゅう
○地域 : 静岡県御殿場
○情報提供者 : EBIさん


 私の親戚で法事があった時のこと。
 祖父母が法事から帰ってきて、いわゆる”葬式(法事?)まんじゅう”をもらい ました。
 まだ幼かった私は母が「あんまりおいしくないから・・・」と止めるのも聞か ずよろこびいさんで食べました。だって、見るからにおいしそうな、そして普通 のおまんじゅうなんです。
 でも、食べてみたら・・・まずいんです。これが。ぜんぜん甘くなくて、味が するんだかしないんだかもわからない。

 よくよく母に話を聞いてみたところ、その親戚の地域(確か熱海だったよう な) では、”塩まんじゅう”なるものを出すらしいのです。子供心に「だまされ たっ!」という裏切られた気分がありましたが、今考えてみると「なぁ〜んであ んなまずいもん、もたせるんだ???」という感じですね。



----「塩まんじゅう」は関西地方にもありますよ。兵 庫県赤穂市の名産品だったはず。塩の産地ですから。おっしゃる通りに、餡子の まわりを白い衣(実は塩)が取り囲む、いかにも甘そうな、見たところフツーの まんじゅう。ところがどっこい、口にするとあんこの濃密な甘さと、相反するか のような衣の塩辛さ。うーん。慣れないとちょっと抵抗ある味です。
●ストイック宴会 と お寂見舞い
○地域 : 愛知県の南西部、三重県との県境に近い地域
○情報提供者 : 田口薫さん


母の実家での通夜ぶるまいというのは東京の通夜になれた人間からみるとまあさ びしいというか、なんというか。

 まず持って料理、精進落しですか、なんか出ないし、お酒なんかとんでもな い。通夜にきていただいた方に出るのが抹茶とお菓子のみ。
 まず通夜にきていただいた方には本堂に上がっていただき、焼香していただく としばらくは喪主や、私の母やその兄弟がお話の相手をし、その間に親戚やお手 伝いの方が手早く抹茶を立ててお出しする、という物でした。
 それでまあ、しばらくお話なぞをしていただいて皆様お帰りになるというもの で当時の私から見ればなんともさびしい(不謹慎? (^_^;))お通夜でした。< BR>
 で、当然お抹茶にはお菓子です。
 祖父も喪主である私のおじも医者ですので、患者さんや医師会の方などのかな りの数の参列者の方が見込まれたのですがどう見ても用意したお菓子の数が足り な い。「どうすんだ?」などと興味しんしんで私は受付をやっておりました。  そうするとなんと、お通夜にきていただいた方が持っていらしたのが「香典」 で はなく「お寂しお見舞い」と称する「饅頭」やら「和菓子」やら(香典を辞退し ていた、というのも関係しているようです)。

 お通夜が終わってみれば使いきれるはずもないほどの量のお菓子の山!!皆さ ん大体10個入りぐらいの菓子折りを持ってきてくださったのですが、手つかず のお菓子の箱が30箱ほど残っていたのを記憶しております。

 おばに率直にさびしく感じる、などと申しましたところ、
「お酒の出るお通夜のほうがびっくりする」
と返され地域文化の違いというものをまざまざと見せ付けられた体験でした。

●お寂見舞い
○地域 : 愛知県岡崎市
○情報提供者 : 水谷さん


 愛知県の南西部の方が書いていた酒なしのお通夜、これは初めて聞きました。 結構 友人・知り合いもいるのですが、そんなお通夜は聞いたことがない。
 お寂見舞いは私が住んでいる岡崎市でもちゃんとあります。饅頭なんかを持っ てくるんですよね。ただここいら辺りは香典もしっかり持っていくみたいです が。


----「お寂見舞い」。語感がいいですね。お寂し山 とか、お寂し谷とか、ファンタジーな世界を思い出したりして。さすが、冠婚葬 祭華やかなお土地柄ならではの、ネーミングだと推察いたします。

 ※「お寂見舞い」は他の地域からもレポートが挙がってきてます。詳しくは『全国風習選手権!』をどうぞ。
●胡椒汁
○地域 : 三重県桑名市
○情報提供者 : 水谷 誠さん


 この胡椒汁、愛知県の東部(海部郡)辺りから桑名くらいまで分布しているよ うです。お湯の中にたっぷり胡椒を入れ(めちゃくちゃ辛い)、これとご飯のみ で食事をします。
 胡椒のみ、だしもなにもありません。辛いだけなんです。でも他に何も出ない んです、漬け物さえも。なんなんだ〜〜。

 私の叔父の葬式の時に出ました。地元のテレビにも取り上げられたことがあっ たと記憶しています。基本的に町内会の有志の人が作るらしいです。

 確か葬式の日に食べたような。お通夜には出さなかったはずです。




----うーん。そんなに辛いのか…。思うに不祝儀料 理って、美味しくてクセになる味だと、やはり道徳的にマズイのでしょうね。 「んま!なんて後引くおいしさ!あー早くお葬式でないかしら〜っ」なんてこと になったら困るから、あえて味付けは二の次なのかも。
●からい吸い物
○地域 : 三重県 美杉村
○情報提供者 : PYONさん


普通の澄ましの吸い物に、唐辛子を加えて煮込んだものがでました。(椀に入れるときは唐辛子は取り除いてある。)日常では魚の身をいれるらしいですが、その時は実無しでした。あったまるけど、からい。

●コショウしか入ってないおつゆ
○地域 : 愛知県 海部郡蟹江町
○情報提供者 : RIKIさん


精進落しででます。まずくて、辛くて涙がでます。辛さで、涙がでるので、悲しくてながす涙をかくすという意味があると聞きました。

---愛知県〜三重にかけて分布している、とにかくからいお吸い物。こんな意味があったのですね。納得。

●助六寿し(おいなりさんと太巻き)
○地域 : 愛知県 海部郡蟹江町
○情報提供者 : RIKIさん


通夜、葬儀を通して、とにかくでる料理はこればっかり。はっきり言って、しばらくみたくなくなります。

●生寿司
○地域 : 栃木県下都賀郡 大平町
○情報提供者 : 河田彰規さん


通夜にも出しますが、葬式の日にも出します。

●「寂しい」通夜ぶるまい
○地域 : 愛知県の南西部、三重県との県境に近い地域
○情報提供者 : 田口薫さん


 祖父が亡くなり当然お通夜、ということになりますが、このときの通夜ぶるまいには驚かされました。
 母の実家での通夜ぶるまいというのは東京の通夜になれた人間からみると、まあ寂しいというか、なんというか。
 まず持って料理。精進落しなんか出ないし、お酒なんかとんでもない。通夜にきていただいた方に出るのは抹茶とお菓子のみ。通夜にきていただいた方には、喪主やその兄弟がお話の相手をし、その間に親戚やお手伝いの方が手早く抹茶を立ててお出しする、という物でした。その後しばらくお話なぞをしていただいて、皆様お帰りになります。
 当時の私から見ればなんともさびしい(不謹慎? (^_^;))お通夜でした。

 で、当然お抹茶にはお菓子です。
 かなりの数の参列者の方が見込まれたのですが、どう見ても用意したお菓子の数が足りない。
 心配しながら様子をみていますと、なんと、お通夜にきていただいた方が「香典」の代わりに「お寂しお見舞い」と称する「饅頭」やら「和菓子」やらを持ってきてくださったのです(これは香典を辞退していた、というのも関係しているようです)。
 結局、お通夜が終わってみれば使いきれるはずもないほどの量のお菓子の山!!皆さん大体10個入りぐらいの菓子折りを持ってきてくださって、手つかずのお菓子の箱が30箱ほど残っていたのを記憶しております。

 おばに率直にさびしく感じる、などと申しましたところ、
お酒の出るお通夜のほうがびっくりする
と返され、地域文化の違いというものをまざまざと見せ付けられた体験でした。日本の文化も地方によっていろいろですね。


---- ひえー厳粛〜!…って、こういうのこそお葬式のあるべき姿かも…。
 しかし、お抹茶とお菓子とお菓子オンリーですか。いや、お通夜なんてこの後も書きますけど、忙しい上に睡眠時間がなかなかとれなかったりするので、疲れている割には食欲があまり起きなかったりするもんです。だから。豪勢なお膳が出て無いからって、そうそう困りはしませんが…。何分、関西育ちなもので、どっちを向いても「ホトケさんの為に、パァッ!とやりまひょ!それが供養や供養!!」っていうご陽気なじじ様ばっかりだった私には、かように高尚なお通夜は想像だにできません。ちょっとびっくり。
 それにお酒も出ないんでしょう?酔っ払って飲酒運転とか、(ウチのように)酔ったはずみで弔問客がケガ!とかそういう二次災害(?)も防げるし、長っ尻のお客も出ないだろうし、その点はよい風習ですね。
 〜関西・中国・四国地方〜< BR>
●夜御斎(おとき)
○地域 : 兵庫県西宮市・三田市・神戸市北区・宝塚(一部)
○情報提供者 : 中尾晃さん


 実家(西宮)が寺院なので、学生時代(京都)、真宗大谷派(東本願寺)教師 資格を取り、僧侶活動をしていました。お葬式も4〜50軒でてます。

 その経験から言えば、上記の地域では、

  1、死亡後、その家で枕経。
  2、翌日夜もしくは翌々日夜、お通夜。
  3、翌々日昼もしくは翌翌々日昼、お葬式。
  4、夕方還骨法要、夜御斎(おとき)。

ですすめられることが多いようです。

 この夜御斎(もしくはおひじ)がいわゆる料理のことです。
 基本的に、幕の内弁当の内容で、座敷で各自前にお膳があり、食べます。
 これは、仕出しやに頼んだもの、もしくは、出前懐石の形もあり、料理人が家 に来ます。
 ただし、近所の人が集まって作るものも出されます。あるいは、お通夜の夜に も似たようなことがあります。

●赤餡のタルト
○地域 : 愛媛県南宇和郡西海町
○情報提供者 : 裏切り者のTさん


 タルト自体御存じないかもしれませんが、餡をカステラで巻いたお菓子(横か らみると餡が'の'の字に見えます。)です。  黒い餡(こしあん)のものは、愛媛県では一般的なお菓子ですが、母方の実家 で法事の時に出されるものは餡が赤いのです。味は、餡とカステラの見た目通り の味です。

 法事の時食べました。葬式には出なかったので葬式の時に出るかどうかは不 明。

----タルトは知ってますよー。たしか四国地方のお土 産物でみたような気がします。しかし、普段のものが黒い餡で、法事用のものが 赤い餡だなんて、逆っぽくて不思議。
●紅白まんじゅう
○地域 : 広島県 御調郡
○情報提供者 : ひさこさん


葬式を行う前、故人のまえで食べる。しかも、無言で。まずは男性軍から、そして、男性軍がおわれば女性軍に。葬式なのに、紅白まんじゅうはなかろう、と思いました。

----タルトに続き、仏事なのに赤い食べ物登場です。中部地方では涙を流すほど辛で料理がでる一方で、中国地方では甘いものが出るというのが、対照的。風習の面白いところですね。
●?
○地域 : 兵庫県 加西市
○情報提供者 : ナカムラさん


 町内の人が亡くなったら、公会堂でご飯を作る。メニューは決まっていてはっきりいって美味しくない。精進料理って感じのです。町内の人数分作るんです。身内は公会堂に食べに行く。身内以外は各家から代表者が食べにきて家族の分をもってかえります。ちなみに作るのは同じ近所の人です。
 葬式に来て下さった人に出すのとはまた別です。村の人みんなで弔おうって感じかな。葬式後に出すのは業者で注文したものです。これはこれで並べるのが大変なんだけど・・。

----関西や新潟でもみられた「お斎」のバリエーションのひとつみたいですね。もともと葬儀は、どんなに嫌われている人であっても、近隣で助け合って、出してあげるって性質のものだったようですから(だから「村八分」なんて言葉があるんだけど)。これがあるべき姿なのかも。に、しても葬式後は業者のもの、というあたりが、はやりイマドキ。

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Chizu Yamamoto
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