●入れ物お持ち帰り NEW!
○地域 : 岐阜県大垣市
○情報提供者 : NYさん
父と母がものすごい、くそ田舎の葬式に出てきました。
きっとものすごいしきたりと豪華料理のゴージャズな葬式に違いないと期待半分、ビクビク半分で出かけていきました。
ところが、その葬式はいわゆるプロの方は一切ナシ。近所の公民館を借りた手作りの葬式だったんだそうです。お坊さんも着飾ってなくて(なんか普段着風だったらしい)若い人が二人。
しかも公民館には死体を持ち込んではいけない決まりがあるとかで、置かれた棺桶はカラッポ。インテリアだったというわけです。
そして料理も隣組の人の手作り。ご飯とみそ汁と大きなブラステッィクの中に漬け物とか、煮物普段の家庭料理がちんまり並べてあったとか。
食べ終えた後、
「カラの器はお持ち帰り下さい。それがこの地方の風習ですから」
と言われ、どでかいカラの容器を包まれて電車に2時間乗って帰ってきました。
やたらデカイ容器・・というのはやはりそれを見た人に
「ああ、すごいお葬式の帰りなのね」
と思わせるだめなのでしょうか。
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●巨大まんじゅう
○地域 : 三重県鈴鹿市
○情報提供者 : キッコーマンさん
自分の地方というか地区では葬式及び3回忌や7回忌のときなども恐ろしく大きな葬式饅頭を地区全員の家に配ります。葬式饅頭の大きさは高さ5センチ直径30センチほどで中にはあんこがぎっしり詰まっています。あんこの嫌いな人には地獄ですがあんこの好きな私には天国です。
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●塩まんじゅう
○地域 : 静岡県御殿場
○情報提供者 : EBIさん
私の親戚で法事があった時のこと。
祖父母が法事から帰ってきて、いわゆる”葬式(法事?)まんじゅう”をもらい
ました。
まだ幼かった私は母が「あんまりおいしくないから・・・」と止めるのも聞か
ずよろこびいさんで食べました。だって、見るからにおいしそうな、そして普通
のおまんじゅうなんです。
でも、食べてみたら・・・まずいんです。これが。ぜんぜん甘くなくて、味が
するんだかしないんだかもわからない。
よくよく母に話を聞いてみたところ、その親戚の地域(確か熱海だったよう
な)
では、”塩まんじゅう”なるものを出すらしいのです。子供心に「だまされ
たっ!」という裏切られた気分がありましたが、今考えてみると「なぁ〜んであ
んなまずいもん、もたせるんだ???」という感じですね。
----「塩まんじゅう」は関西地方にもありますよ。兵
庫県赤穂市の名産品だったはず。塩の産地ですから。おっしゃる通りに、餡子の
まわりを白い衣(実は塩)が取り囲む、いかにも甘そうな、見たところフツーの
まんじゅう。ところがどっこい、口にするとあんこの濃密な甘さと、相反するか
のような衣の塩辛さ。うーん。慣れないとちょっと抵抗ある味です。
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●ストイック宴会 と お寂見舞い
○地域 : 愛知県の南西部、三重県との県境に近い地域
○情報提供者 : 田口薫さん
母の実家での通夜ぶるまいというのは東京の通夜になれた人間からみるとまあさ
びしいというか、なんというか。
まず持って料理、精進落しですか、なんか出ないし、お酒なんかとんでもな
い。通夜にきていただいた方に出るのが抹茶とお菓子のみ。
まず通夜にきていただいた方には本堂に上がっていただき、焼香していただく
としばらくは喪主や、私の母やその兄弟がお話の相手をし、その間に親戚やお手
伝いの方が手早く抹茶を立ててお出しする、という物でした。
それでまあ、しばらくお話なぞをしていただいて皆様お帰りになるというもの
で当時の私から見ればなんともさびしい(不謹慎? (^_^;))お通夜でした。<
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で、当然お抹茶にはお菓子です。
祖父も喪主である私のおじも医者ですので、患者さんや医師会の方などのかな
りの数の参列者の方が見込まれたのですがどう見ても用意したお菓子の数が足り
な
い。「どうすんだ?」などと興味しんしんで私は受付をやっておりました。
そうするとなんと、お通夜にきていただいた方が持っていらしたのが「香典」
で
はなく「お寂しお見舞い」と称する「饅頭」やら「和菓子」やら(香典を辞退し
ていた、というのも関係しているようです)。
お通夜が終わってみれば使いきれるはずもないほどの量のお菓子の山!!皆さ
ん大体10個入りぐらいの菓子折りを持ってきてくださったのですが、手つかず
のお菓子の箱が30箱ほど残っていたのを記憶しております。
おばに率直にさびしく感じる、などと申しましたところ、
「お酒の出るお通夜のほうがびっくりする」
と返され地域文化の違いというものをまざまざと見せ付けられた体験でした。
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●お寂見舞い
○地域 : 愛知県岡崎市
○情報提供者 : 水谷さん
愛知県の南西部の方が書いていた酒なしのお通夜、これは初めて聞きました。
結構
友人・知り合いもいるのですが、そんなお通夜は聞いたことがない。
お寂見舞いは私が住んでいる岡崎市でもちゃんとあります。饅頭なんかを持っ
てくるんですよね。ただここいら辺りは香典もしっかり持っていくみたいです
が。
----「お寂見舞い」。語感がいいですね。お寂し山
とか、お寂し谷とか、ファンタジーな世界を思い出したりして。さすが、冠婚葬
祭華やかなお土地柄ならではの、ネーミングだと推察いたします。
※「お寂見舞い」は他の地域からもレポートが挙がってきてます。詳しくは『全国風習選手権!』をどうぞ。
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●胡椒汁
○地域 : 三重県桑名市
○情報提供者 : 水谷 誠さん
この胡椒汁、愛知県の東部(海部郡)辺りから桑名くらいまで分布しているよ
うです。お湯の中にたっぷり胡椒を入れ(めちゃくちゃ辛い)、これとご飯のみ
で食事をします。
胡椒のみ、だしもなにもありません。辛いだけなんです。でも他に何も出ない
んです、漬け物さえも。なんなんだ〜〜。
私の叔父の葬式の時に出ました。地元のテレビにも取り上げられたことがあっ
たと記憶しています。基本的に町内会の有志の人が作るらしいです。
確か葬式の日に食べたような。お通夜には出さなかったはずです。
----うーん。そんなに辛いのか…。思うに不祝儀料
理って、美味しくてクセになる味だと、やはり道徳的にマズイのでしょうね。
「んま!なんて後引くおいしさ!あー早くお葬式でないかしら〜っ」なんてこと
になったら困るから、あえて味付けは二の次なのかも。
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●からい吸い物
○地域 : 三重県 美杉村
○情報提供者 : PYONさん
普通の澄ましの吸い物に、唐辛子を加えて煮込んだものがでました。(椀に入れるときは唐辛子は取り除いてある。)日常では魚の身をいれるらしいですが、その時は実無しでした。あったまるけど、からい。
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●コショウしか入ってないおつゆ
○地域 : 愛知県 海部郡蟹江町
○情報提供者 : RIKIさん
精進落しででます。まずくて、辛くて涙がでます。辛さで、涙がでるので、悲しくてながす涙をかくすという意味があると聞きました。
---愛知県〜三重にかけて分布している、とにかくからいお吸い物。こんな意味があったのですね。納得。
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●助六寿し(おいなりさんと太巻き)
○地域 : 愛知県 海部郡蟹江町
○情報提供者 : RIKIさん
通夜、葬儀を通して、とにかくでる料理はこればっかり。はっきり言って、しばらくみたくなくなります。
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●生寿司
○地域 : 栃木県下都賀郡 大平町
○情報提供者 : 河田彰規さん
通夜にも出しますが、葬式の日にも出します。
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●「寂しい」通夜ぶるまい
○地域 : 愛知県の南西部、三重県との県境に近い地域
○情報提供者 : 田口薫さん
祖父が亡くなり当然お通夜、ということになりますが、このときの通夜ぶるまいには驚かされました。
母の実家での通夜ぶるまいというのは東京の通夜になれた人間からみると、まあ寂しいというか、なんというか。
まず持って料理。精進落しなんか出ないし、お酒なんかとんでもない。通夜にきていただいた方に出るのは抹茶とお菓子のみ。通夜にきていただいた方には、喪主やその兄弟がお話の相手をし、その間に親戚やお手伝いの方が手早く抹茶を立ててお出しする、という物でした。その後しばらくお話なぞをしていただいて、皆様お帰りになります。
当時の私から見ればなんともさびしい(不謹慎? (^_^;))お通夜でした。
で、当然お抹茶にはお菓子です。
かなりの数の参列者の方が見込まれたのですが、どう見ても用意したお菓子の数が足りない。
心配しながら様子をみていますと、なんと、お通夜にきていただいた方が「香典」の代わりに「お寂しお見舞い」と称する「饅頭」やら「和菓子」やらを持ってきてくださったのです(これは香典を辞退していた、というのも関係しているようです)。
結局、お通夜が終わってみれば使いきれるはずもないほどの量のお菓子の山!!皆さん大体10個入りぐらいの菓子折りを持ってきてくださって、手つかずのお菓子の箱が30箱ほど残っていたのを記憶しております。
おばに率直にさびしく感じる、などと申しましたところ、
「お酒の出るお通夜のほうがびっくりする」
と返され、地域文化の違いというものをまざまざと見せ付けられた体験でした。日本の文化も地方によっていろいろですね。
---- ひえー厳粛〜!…って、こういうのこそお葬式のあるべき姿かも…。
しかし、お抹茶とお菓子とお菓子オンリーですか。いや、お通夜なんてこの後も書きますけど、忙しい上に睡眠時間がなかなかとれなかったりするので、疲れている割には食欲があまり起きなかったりするもんです。だから。豪勢なお膳が出て無いからって、そうそう困りはしませんが…。何分、関西育ちなもので、どっちを向いても「ホトケさんの為に、パァッ!とやりまひょ!それが供養や供養!!」っていうご陽気なじじ様ばっかりだった私には、かように高尚なお通夜は想像だにできません。ちょっとびっくり。
それにお酒も出ないんでしょう?酔っ払って飲酒運転とか、(ウチのように)酔ったはずみで弔問客がケガ!とかそういう二次災害(?)も防げるし、長っ尻のお客も出ないだろうし、その点はよい風習ですね。
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