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なんで、こんな会社選んでしもたんやぁぁ!!
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大学を出たての私は、入社後「販売促進部」というところで、自社の広告のデザインや、売り場・店舗のディスプレイ提案をすることになり、それはそれははりきっていました。
しかし、部署の現実はといえば...直接の上司であるリーダーと2人ばかりの先輩社員。しめて4人の部署。仕事だって社内の認知度は低く、社内でも一番の発言権のない、悲しいセクションでした。
あまりの職場環境の悪さに私が、かなりガックリきたのは言うまでもないでしょう。
だって、こんな部署でしたから、マックなんてものも当然ありません。
みんなカッター片手に手作業の世界。
思えば面接で
「あなたはデザイン学科を出てCG(←社長がいうところのMacのコトらしい)もつかえるようだから、
ウチにきてその力を使ってください。近々導入しますから」
と言った社長の言葉にすがりすぎていたようです。(だいたい、パソコン本体を“CG”なんて呼んでる段階からあやしかったのに・・・)
(ちなみに、入社後も「もうすぐ」を連発し、ひきのばされる。)
でも、もっとびっくりするのは、この部署の所属長たる取締役本部長の存在でした。
本部長は、なんと齢40を数える独身女性でした。女ヒトリ、キャリアを積んで出世したのね!と、勝手に“働くオンナ”と感心しました。
しかし、実際の彼女はといえば、広告宣伝の部署の長だというのに、印刷や、ディスプレイについて、の専門知識はまるでなく、指示をあおいでも、むしろ分からないことのほうがおおいというじょうたい
しかし、プライドだけは高いらしく、自分が答えられなくなると怒って部屋を出ていってしまうという暴れん坊。まちがっても仕事一筋、キャリア一本で出世したとはとうてい考えられません。
そのうえ、毎日仕事着とは思えない格好で出勤してきます。すなわちボディコン・ミニに大量の光りモノ、極めつけは書類にも染み込むほどの香水。どうみてもクラブホステスの御出勤ではありませんか!
これで年齢は40代というのですから驚きです。
なぜあのひとがそんな高いポストに???優れた技術も、キャリアも、会社運営能力もそれほどあるとは、どーしっても考えられない!!謎は深まるばかりです。
職場にうちとけたある日、思いきって先輩にきいてみました。
私「本部長って、いったい何者なんですか?
ここの部署で仕事してるとも思えないし・・・・」
先輩「あのひとは・・・・社長とデキてるのよ」
なんと、ヒトコトでおわってしまいました。
つまり、愛人だったのです。(あ、予想してた?)
私「でででも、あのひと45くらいじゃないですか????いっくら若作りしてても・・・」
先輩「創立以来の仲らしいよ。
なんでも前の会社から社長と一緒に独立してきたらしいから。だから、あの人の仕事は社長のお・せ・わ」
ひょえ〜〜〜!!!
と、すると14年来の愛人????
私「そんなに惚れ込んでるなら、なんで結婚しなかったんでしょうね?」
先輩「なんでも、前の会社で、別の女の人と本部長が、社長をうばいあって、本部長は新設会社の取締役のポストを、もう一人の女の人は妻の座を手にいれたんだって。
つまり、それが社長の奥さん。だから奥さん公認らしいよ。あのフタリ。」
私「・・・・・・・」
絶句した私に先輩は驚愕の事実を続けます。
先輩「それに、あの人もむかしはバリバリのファッション・デザイナーだったし、最初はデザイン部門の長だったらしいけど、あの通りのワガママでしょう?とうとう、席替えの日、デザイナーさん達が反乱おこして、本部長の机を部屋からどけたらしいのよ〜。もちろんいきなり。
で、困ったのは社長。
どーしても本部長を手元においときたくて仕方なしに、彼女のために新しい部署つくったのよ。それが・・・・」
私「・・・・もしかして・・・・ココ?」
先輩「そう。ココ。」
ここで、わたしのショックは頂点に達しました。
つまり、社内のどこでも受け入れてもらえない愛人管理職の“お守部署”だったのです。
どーりで人数が少ないわけだ。こんなんで仕事が出来るのか????
本部長はその恐るべき魅力で(どこがいいのかさっぱりわからんが)、肩書きと、高級マンションと、2000万円の年収を手に入れていたのです。驚きました。
どうなる??わたしの社会人第一歩!!!
愛人お守部門に配属。
こんなんでデザインの仕事はできるのだろうか??
不安つのる日々を送るころ
会社は新たな局面を迎える

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